社員旅行で大阪行ってきました。

帰ってきました。

某社倒産の噂がえらいことです。こういう噂が流れた時点でもう致命傷だよなー。業界で相当な大手なのに。銀行は金貸さなくなるわ、下請けは仕事を引き受けなくなるわ、お客は依頼しなくなるわ。

会社で一番えらいひとから、事務所に電話かかってきました。

神太「はいー？」
「神太さんネットとか詳しいよね？」
神太「詳しくないです、好きですが」
「にちゃんねるってどうやって見るの？」
神太「……へ」
「某社の噂話が凄いことになってるらしいじゃない」
神太「………………見ないほうがいいと思いますけど」

どーしても！どーしても今教えろ！とえらく望むので、キーワードだけお教えしました。
全部は信じちゃ駄目ですからね！と何度も念は押しておきました。今なんか酷いこと以外一切書いてないし、怖いなぁ。
…性格からしてたぶん、書いてあることが理解できなくてすぐ帰ってくるとは思いますが。


中学の頃の友人Ｄから電話が来た。
数ヶ月ごとに連絡くれる。たぶんこいつ、男女関係無くなった感ナンバーワンの男性。
お互いに何でも言える。
どんなことでも相談できる。
性別が違うもんだから、互いに判らん異性の感覚とかも隠し事無く全部話せる。
男から見たエロ、女から見たエロ。
男から見た女の嫌いなところ、女から見た男の嫌いなところ。
あー、なんか、相談とか質問するのに理想的なんだよな。

「ときに神太、理想の結婚生活とはどんなことを考える」「……今の彼女と付き合い始めて一ヶ月で結婚の決意をしたか」「や、ギャグで結婚情報誌を一緒に買ったんだが、結婚に掛かる値段を見て彼女がびっくりして。俺はそれにびっくりして」

ちょっと思い立ってシュミレーションしたら、俺、もうこの年齢で一戸建て、買えない訳ですよ。一千万しか銀行から融資を受けられないのな。年齢と年収と。
で、マンション買うことになるだろうけど、彼女の話し聞いてたら、やっぱ一戸建てで、犬飼って、ってやつで、女って現実的なはずなのになんでこの食い違いが起こるわけ？

文字だとうまく表現できないんだが、この男の話ってのは、いつも面白いんだよな。
そうかー、そこ考えるんだーと思うことが多い。
自信家なくせに揺らぐし、可愛らしいしカッコいいしうざったいし構いたい。好きなんだなぁと思う。


「――という愚痴でした。で、ついでに意見を聞くが、以上についてどう思う？」
「うん、はっきり言っていい？」
「はっきり言ってくれ」
「私にはこれっぽっちも関係ねぇ話だなぁと思った」
「だよなー」

女の現実的さと男の現実的さについて、ぐだぐだと笑いながら30分。

残りの30分は私のターン。
お前最近どうなのよ、という話と、服を買う話と、髪の毛をどうにかする話と、周りの男連中の話と、ついでに「褒めろ」と強要して褒めてもらった。自信つけたい。だから褒めて。
「大丈夫、あとお前に足りないのは色気だけだ。それ以外はパーフェクトだ。だから、似合う服と髪型と、そしてそれで色気を出せばパーフェクトだから。そこだけなんとかしたらパーフェクトだ。な？」
「な？じゃないよ！パーフェクト以外に具体的な褒め言葉はないのか！」
「仕事頑張ってるし、パーフェクトだよ」
「性格とかー！そういうの褒めろよ！」
自信つかねぇ！

お互いに「……お前には幸せになってもらいたいと思ってるんだよ？」と言いながら駄目押しの助言（という名の正直な駄目出し）をし合って、電話を切る。

こうして、隠さずに本心言えるのって、貴重だなぁ。大好きだ。本当に感謝しているぞ。
「そこが駄目なんだよ」
「そっちこそ、さっき言ったのは凄く傲慢だと思うぞ」
言える相手、大事。
別に常に近くにいなくても平気。でも、たぶん、凄く私のガス抜きに役立ってくれていると思う。
今後ともよろしく。互いに、気持ちよく利用しあおう。




私信＜Ｆさん

メールありがとうございました！昨夜気づきました……。
まだ残っているようですが、やっぱり無理です、マジで手に入れるためにはもう、定期預金解約する以外に手は無いです！！！色々情報下さったのにすみません……（土下座）。
お迎えしたかったけど、残念だけど、諦めることにします。本当にごめんなさい。
ステキな写真があったら、ど、どうかどうか！また恵んでくださいませ……！！！！

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