入り口の、世にも投げやりなおばちゃんにチケットをちらつかせ、入場。
入ったところはいきなりの暗い空間(曲がり角多し)。
お化け屋敷に滅茶苦茶弱い二人、素でびびる。
お化け屋敷でもないのに一歩一歩じりじりと進んでいく。怖いよう。あ、何か見えてきた。
おみくじ堂だ。
実は一通りは、色んなところの秘宝館レポとかで一応知っている神太、でも実際に見るのとは違うよな、と、二人で100円玉を投入。
接触が悪いのか、何度も手元に戻ってくる。
そこはテクニシャン・一条、すぐにコツを見つけ「ここを抑えると……」とチャリン。
と、正面の扉がバーンと開き、巫女さんが手におみくじ持って進んできたー!!!
扉の緩い合わせ目の向こうから何度か目はあっていたものの、正面から向かい合うとマネキンは怖い!
おみくじを我らの前に落とし、くるりとうしろを振り向いて戻っていく巫女さん――の、後ろは真っ裸で、尻が良く見える。うーん。
では、私も……。ロクさんに手伝ってもらい、100円。
再び巫女さんの尻を眺めつつ、おみくじを手に取る。
……これ、すげぇ……!
小さく巻いたおみくじを止めているものはテープでも紐でもなく、ストローを適当な長さに切ったものだ……!
中身は……書いていいのかなコレ。ロクさんのはまだまともな感じ?でしたが、私のは書き出しが酷かった。
「どうじゃな、今日の運勢は、ひょっとしたらズバリかはずれか。まあどちらでもいいか」おい!!!「(略)今宵おすすめの体位は微妙なのを……。【仏壇返し】(イラストつき)」
どんな占いだ!
更に進むと、江戸時代の春画が沢山。
内、台詞のついている絵に関しては、現代語訳が順に放送されている。
順番に見ながら解読したり耳を澄ましたり笑ったり、忙しい忙しい。
どんな体位だよ!と突っ込みを入れてみたり、これどっちの足なのよ、と指差したり。
余談ですが、壁についているボタンは全て、おっぱいの形をしてました。
こう、乳首んとこを押すとスイッチ入るの。この辺も馬鹿馬鹿しくて非常に宜しい。
紙粘土で作ったのかな?と思うような48手のフィギュアがあったり(でも多分48個もなかったよね、ロクさん?)
あちこちから出土した昔の怒張やエロ埴輪を展示してたり。
大奥の方々が使った百合用の双頭怒張には徳川の家紋がくっきりでした。どうなの。
しかし使いにくそうでした。
模様替えを一応心がけてるのかな。
マンションの部屋を覗こう的なコーナーでは、SM、赤ちゃんプレイ、お代官様ごっこなどに混じって、秋葉系の部屋とか萌え系部屋とかもありました。
たまに意味不明なのが混じっている。現場検証の部屋とか。(地面に死体の形に白線がひいてあり、手のところにブラが落ちてるの)
でもって、次、ベリーダンサー。延々と回り続けるマネキンのねーちゃん。
それを見ながら「これにも何か仕掛けがあるんじゃ……」と中々先に進めないビビリ二人。
壁に仮面舞踏会のイラストが描いてある部屋では、壁についている仮面から向こうを覗くと、しょーもない3D映像(ショートコント的)が楽しめる!
全部で5パターン?
我々二人は何度も壁に張り付いて全部視聴した。(傍から見たら相当かっこ悪い)
しかし、後から来たカップルはすぐに通り抜けてしまった。彼女……顔が引きつってましたけど……いいのかね、こんなトコにデート来ちゃって。
「幻想の部屋・ミラールーム」へ到達。……マッサージチェア系の椅子があり、目の前には鏡が。
この椅子に座ると、鏡の中に何かしらエロイ映像が映し出されると言うもの。
早速座ってみる。鏡にアラビア風衣装のおねーちゃんが映り……「ご主人様、魔法のランプでございます。願いが叶います。これを擦って下さい」といいつつ、私の前にランプを差し出してくれる。
ほうほう成る程……。おや?
「ああ~んv違いますぅ、ココじゃなくてランプを擦って下さい~いや~んvこっちも違います~あぁ~んいやぁ~ん(略)」
……うーむ、画面の中でどんどん脱いで悶えまくる彼女。美味しいような美味しくないような。
これも椅子2脚の合計で8種類だったのかな。
何故か私が座ると2連続で、男が出てきて「ぬおー!ご主人様ぁー!ぬおー!上腕二頭筋ー!」とか悶えるのに当たりました。何故だ。マジで何故だ。
映像と、鏡に映る自分の顔が絶妙に組み合わさって、ある種、不快です(笑)。
この男が面白い事叫びながら白い液を私の映像の上に飛ばしてくれた時にはちょっと不快だったかな。
ギャグの範疇だけど。
でも「私のミルク飲んで下さいぃぃ~~vv」と言いながら乳ミルクを顔面の辺に掛けられていたロクさんとどっちが不快なんだろうか(笑)。
全パターン見たくなるほど面白かったです。いいなぁ、あのコーナー、突っ込みどころ満載すぎてわくわくしてくる。
そして、来ましたよ。モンロー。マリリンモンローのマネキン。
手前のハンドルを回すとしたから風が巻き起こり、彼女のパンチラ……つかパンモロを拝める。
勿論回しましたとも。周りのセットも微妙に凝っていて面白かったです。
…………いかん、マジで書き終わらん。まだ半分くらいかな。
名画を相当馬鹿にしまくっている「変身画廊」も凄かった。にしても盛りだくさん過ぎる。
む、竹垣の向こう側に、芸奴さんが水浴びをしている。いかにもと言う感じに穴の開いた竹垣。そして「覗くなら一人ずつ」の文字。
……。これは、何かある。間違いなく。
躊躇してるとロクさんが恐る恐る覗き込みに行き――凄い勢いで水がこっちに叩きつけられた!
ガラス越しなので濡れることはないけど、音と水に心底びっくりした神太、自分が掛けられたわけでもないのにロクさんの腕を引っつかんで1メートル後ろに跳び下がる。
「こえー!」「こえー!」「これこえー!」
続いて自分もそっと覗き込んで、落ちがわかっているのに水に心底びびる。
「こえー!「こえー!」「これこえー!」
タイミングが絶妙すぎるのと、センサーが何処にあるのか、相当ちゃんと覗き込まないと水が来ないのでへっぴり腰じゃ駄目。怖すぎる。
二人ともそれ以降は恐る恐る手を穴の付近に伸ばすだけで、顔を出す事は出来ませんでした。
マジでビビリ二人。怖いんだよ!(もう一つ、まったく同じ仕組みの、油断してると水、という見世物があったが、それにも固まった二人)
あと、壁から沢山のおっぱいとお尻が生えまくっているトンネルは、怖かった。
ビビリ二人でおどおど進んでいると、出口付近に、でかい胸に目玉がついている謎のオブジェが……!
いかん、これは嫌だ、怖い!と思った瞬間。
「神太さん、走って!早く!早く出て!!」ロクさんに叫ばれる。
ロクさんも怖いのか、そうだよな!ということで最後の2メートルをダッシュ。
出る時に凄い微妙な勢いの、空気のプシューがあったけど、それだけで震え上る。
「ひー、怖かったー!」「怖かったですね!」「あの目ね!」「え?……私は、壁にでっかい本物のムカデもどきがいたから早く走ってって言ったんだけど……」「なんだと!?」
来た道を覗き込んで「確かに怖いわあの目」とやってるロクさんを残し、目は見ないようにムカデもどきを観に行く神太。
いました。本物です。でかいです。気持ち悪いです。(観に行くなよ)
あとは……。「お前、直江じゃね?」というマラ観音がいました。
でっかい的に愛の文字が輝き、かぶっているのが異様にイカっぽかった。
性別と干支を入力すると、あなたにピッタリの相手を映してあげるよ☆というコーナーでは、ジャイアンツのユニフォームを着たタモリが出てきました。どうしよう……。
土産物屋もゲームセンターの景品も、卑猥なものが沢山で凄く面白かった。
こんなもん、職場に持ってったらどんな目で見られるか……と思いつつ、ギャグの判りそうな友人に土産として卑猥な形の飴を買う。
明日会うので一緒に食べようっと。
凄いムキムキ男のダッチワイフ……ワイフ?には笑いました。これはネタとしても結構キッツイよなぁ。
イカしたパンフレットには「夢の扉を開くのはあなた」と書いてあった。
……私達、開けたのかな、夢の扉。
他にも浦島太郎や一寸法師など、相当面白いエロに満ちていました。
書き切る気力がわいてこないほど凄かったよ(笑)。←褒め言葉ご興味ある方はこんなレビューもいかがでしょう。ネタがほとんど割れちゃけど。
ttp://www.indivision.cc/thc/makaiyurayura/11_/
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